男性も日傘をさす時代に!意外と知られていない日傘の正しい選び方

男性も日傘をさす時代に! 意外と知られていない 日傘の正しい選び方 モノ

年々夏のしんどさが増す日本において、「メンズ日傘」が注目されています。最近では「男性が日傘は恥ずかしい」というネガティブ意見はおろか、性別を問わずに活用できる暑さ対策の必需品として性別問わずに取り入れられているアイテムです。

あまり知られていませんが、日傘には「正しい選び方」が存在し、ここを誤ると日傘の効果がなくなってしまうため注意が必要です。

この記事を参考に、あなたにあったベストな日傘を探してみましょう。

この記事で知れること
  • 男性でも日傘を持つべき理由
  • 日傘の”正しい”選び方
  • おすすめ日傘3選

そもそも男性が日傘をさしてこなかった理由

なぜ男性は日傘をささなかった?
近年では男性が日傘をさすことが当たり前になりましたが、昔は今のように日傘をさす男性が少なかったのも事実です。

なぜ以前の日本では、日傘を使う男性があまり見られなかったのでしょうか。

日傘は女性的なイメージがある

日傘には女性的なイメージがあるという理由が、男性が日傘をささない大きな理由の一つといえます。

ファッションとして日傘を使用する女性を見てきた男性にとっては、「自分が日傘をさすのは恥ずかしい」と思う要因になっているのかもしれませんね。

現在では、日傘は夏を乗り切る便利アイテムとして認知されているため、女性限定のモノというイメージは払拭されています。

周囲の目が気になる

周囲の目が気になるという点も、男性が日傘をさしてこなかった理由です。

これは性別問わず、「他の人がさしていないのに自分だけ日傘を使っている」という状況下では恥ずかしくなってしまうという、日本人特有の心理です。

学生のときには皆と同じでないと指を刺されることもありましたが、大人になった今そんなことは関係ありません。使用するモノ、自分が起こすアクションはすべて自分一人で決められるのです。

持ち運びが手間である

持ち運びが手間という理由で、日傘が使われないこともありました。

なるべくモノを持たずに身軽でいたい方にとっては、日傘どころか折りたたみ傘すら邪魔に思えるため、おのずと使わないアイテムとなります。

近年では、折りたたみ式の日傘も多く登場しているので、仕事やプライベートなどシーンに応じた使い分けも可能です。

メンズ日傘はどう思う?SNSで声を集めてみた

男性が日傘を差すことに肯定的な意見が多い
Xにて「男性 日傘」と調べた結果、男性が日傘をさすことに対する肯定的な意見が多く見受けられました。

東京オリンピックの開催に伴って各メーカーが日傘に力を入れ始めたこともあり、それ以降は年々日傘需要が増しています。年々男性が日傘をさしている光景は、増えていくと言えるでしょう。

男性でも日傘を持つべき理由

日傘がもたらす以下の4つのメリットが、男性でも日傘を活用すべき理由です。

熱中症対策になる 日差しを遮ることで体感温度を下げられる
紫外線から肌を守れる 肌や頭皮を紫外線から守れる
急な雨に対応できる 常にバッグに忍ばせておけば急な悪天候にも対応できる
汗かき予防になる 特にスーツなどの厚手の服装で仕事をする方には重宝する

特に、多汗症ぎみの体質だったりスキンケアに取り組んだりしている男性にとって、紫外線や暑さは大敵です。体全体を覆ってくれる日傘は、紫外線予防・暑さ対策を同時に行えるマルチアイテムといえます。

意外と知られてない?!日傘の正しい選び方

日傘の選び方
日傘を生活に取り入れてみようと意気込んではみたものの、意外と日傘選びは簡単ではありません。

「ただ黒い傘を選べば良いのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、それだけでは日傘の効果が半減してしまいます。

せっかく日傘を購入するのであれば、正しい5つの選び方を参考にしてください。

ポイント1.折り畳みがおすすめ

はじめて日傘を選ぶ方には、折り畳み式をおすすめします。

折り畳み傘は、ビジネスバッグやリュックのスペースを取らず、いつでもどこでも持ち運べるメリットがあります。急な悪天候にも対応できるためなおさら便利ですね。

また、ワンタッチ式のタイプを選べば、傘の開閉のストレスを軽減できるため非常におすすめです。折り畳み式であれば、仕事中に限らずプライベートで外出する際にも、気兼ねなく持ち運べるのでグッド。

ポイント2.晴雨兼用傘を選ぶ

晴雨兼用の日傘を選ぶことが大きなポイントの一つです。

傘には「晴雨兼用」「雨晴兼用」の2つのタイプがあり、それぞれ似ているようで性能がまったく異なります。

  • 晴雨兼用:メイン機能はUVカット。サブ機能として雨でも使える撥水加工がされている
  • 雨晴兼用:メイン機能は撥水機能。サブ機能としてUVカット機能があるが、こちらは遮光・遮熱の加工がされていないものが一定数ある

どちらも雨をしのげるという点は共通しているので、日傘用として購入するのであれば晴雨兼用の日傘をチェックしましょう。

ポイント3.UVカット率・遮光率99.9%以上を選ぶ

日傘を選ぶ際は、UVカット率・遮光率が99.9%以上のものを選ぶことがポイントです。

特に、遮光率には99.9%と99.99%のものがあり、それぞれ以下のような違いがあります。

遮光率99.99% 第三者の検査によって「1級日傘」と認められた日傘は99.99%以上の遮光率を持つ。スマホのライトを当てても光を通さない
遮光率99.9% 「2級遮光」と認定された日傘は遮光率99.9%となる。スマホのライトを通すと少しだけ光が見える

100%に近い方がより光を通さないため、日傘としての性能が高いことが分かります。

ポイント4. 適した重さを選ぶ

日傘は負担にならない最適な重さを選択しましょう。

バッグの容量に余裕があって、あまり重さが気にならないのであれば、200〜300弱g程度の日傘をおすすめします。

一方、あまり軽すぎると耐久性が低くすぐに壊れるリスクがあるため、用途に応じて慎重に選ぶことがポイントです。

ポイント5.耐風性をチェックする

耐風性の観点で注目すべきは、骨の数です。

一般的な折り畳み傘の骨は5〜6本ですが、頑丈なものほど本数が多くなります。耐風性を重視して長く使いたい方は、骨の数が8本以上の日傘を選ぶことをおすすめします。

男性におすすめな日傘3選

最後にはじめて日傘を使用する男性に向けて、おすすめの3品を紹介させていただきます。

konciwa 軽量日傘 2999円~


12色のカラーバリエーションと、持ち運びに便利なサイズであるkonciwaの日傘です。

  • 重さ:189g
  • 骨の数:6本
  • 折り畳み時の長さ:25.5cm
  • 価格:2999円~
  • 遮光率・UVカット率:100%
  • ワンタッチ式

ちょうどいい重さと長さを兼ね備えた、日傘デビューの男性におすすめな1本です。価格も非常にリーズナブルで手が出しやすい点も、非常に魅力的です。

VENI MASEE 超大サイズ・12本骨 2899円~


特に男性をターゲットに制作されたVENI MASEEの特大サイズの日傘です。

  • 重さ:448g
  • 骨の数:12本
  • 折り畳み時の長さ:32.7cm
  • 価格:2899円~
  • 遮光率・UVカット率:99.9%
  • ワンタッチ式

圧倒的な骨の数と重さで、悪天候でも全く問題ない頑丈性を誇ります。折り畳み時は32.7cmとビジネスリュックに問題なく入るサイズなので、体の大きい男性には特におすすめしたい1本です。

konciwa 形状記憶 3899円~


最後に紹介するのは、1つ目に紹介したkonciwaの形状記憶モデルです。

  • 重さ:220g
  • 骨の数:6本
  • 折り畳み時の長さ:25.5cm
  • 価格:3899円
  • 遮光率・UVカット率:100%
  • ワンタッチ式

頑丈さ、持ち運びやすさのバランスが非常に良く、男女ともにおすすめできる1本です。何といっても「5秒でたためる」がウリの形状記憶が特徴で、日傘にありがちなストレスを完全に排除してくれるお気に入りのアイテムとなるでしょう。

まとめ:猛暑を乗り切るには「日傘」がキーアイテム!快適な夏を過ごそう

日傘は夏を快適に過ごすために手放せないキーアイテムです。

はじめは気恥ずかしさもあるかもしれませんが、一度快適さを味わったら二度と手放せなくなるので、ぜひ男性の皆さんはチャレンジしてみてください。

また、自分だけのお気に入りの1本を見つけ、QOL向上に努めるのも良いですね。

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